メルボルンでのピラティスコース!ー周りの目、気にしすぎてない?!ー
色々なスタジオを見学した結果、APPI-Unite Health Managementに入ることにしました。
コースが11月からスタートだったため、8月到着からでは少し時間が空いたものの、その間に生活環境を整えて、オーストラリア英語に慣れる期間を設けることができた。(最初の半年は授業を聞き慣れるのに苦労したけど)
もし、着いて早々、コースがスタートしていたら、生活はバタバタで、英語もついていけないしで大変だったと思う。
実際に経験してみて大変だったこと、経験してみてわかったことなどまとめておきます。
1、英語、大切。
当たり前のことだけど、その国に移って学ぶのだから、その国のFirst languageは話せて・聞けて・使えて当たり前レベルでないと、授業についていけない。
正直、メルボルンで少し過ごしたら何とか耳も慣れるかな、と思っていたけど、日常会話とPilatesで使う単語が違うし、クラスにいるのはPTというリハビリの専門職だから、英語での専門用語知っていないと話にならない。
最初の授業は、今振り返ると、本当に恥ずかしいというより悔しい。
自分が思っていたことの10%もクラス内や、クラスメートと話せていない。
でもそれは、自分の英語力というより、ネイティブの中で英語を話す勇気がなかったんだと思う。
英語を間違えても、単語をただ並べただけの英語でも、きっと誰も笑わない。
というか、皆温かい気持ちで聞いてくれてる。
でもなんだか、心のどこかで
’’間違えちゃいけないんだ’’
’’私の英語、採点されてるのでは?’’
という怖さみたいな気持ちが働いて、全然発言できなかった。
おそらく、Pilatesのクラスにネイティブ並みに話せる日本人がいたら、もっと縮こまっていたかも。
あ、あの日本人はどう思うんだろう。。。って。
これって、日本人特有の感覚なんじゃないだろうか。
周りの評価、周りの目を気にして、何もしない=何もできない
これって、すごく、すごーく損なんだって思った!
発言しない=英語も上達しない=やる気ない人認定=誰からも構われない
という悪いことしか起こらない!!
でも、長年の日本人的感覚を身につけた私は、ネイティブの中で発言するにも中々勇気が必要だった。
だから徐々に、まずは隣の人に自分から声かけるようにして、次はグループの中に声かけて、なんて段階踏みながら、馴染んでいる風(笑)を装っていた。
でも、一旦、馴染んでる風を装って、声かけてみたら、案外あっさり向こうから「How long have you been here?=こっちに来てどれくらい?」なんて声かけてくれたりして。
あ、私が思っているほど、相手は特段壁を作っていないんだ。と。
というか、’’いつ声かけよう。。。今かな。あの人が良いかな。。。’’なんて、じーっと獲物を探す狼のような眼で見ていただろう私の方が、よっぽど壁を作っていたかも(笑)
案ずるより産むが易しとはこのことか。
次へ続く。
どのピラティススタジオがいいの? ーピラティススタジオの選び方・メルボルンとの比較ー
日本でもメルボルンに来てからも、いろんなスタジオを見学して、散々悩んだけど、スタジオ選びは実際に入ってみないとわからないと思いました。
特に日本では、HPを見てると「Polestar」だ「Stott」だ「Basi」だと団体名を結構押している所が多いなーと。
でも私はどのコースも取ったことなかったから、どう違うのか、それぞれのスタジオのインストラクターに話を聞いてなんとなーくの雰囲気、や傾向、スタジオの明るさ(笑)で選んだ。
そしてメルボルンに来てから知ったことの方がとても多かった!
ピラティススタジオを選ぶにあたって
(すでに知ってて当たり前のこともあるとは思いますが。。)
私は知らなかったので、挙げておきます。
1、日本で散々悩んでた「Basi」や「Polestar」などの資格の種類は、全部それぞれのPilates団体から認定された資格を使っているため、一概にどのスタジオが良いとか、どの団体が良いとか言えないこと。
その資格が認定されているのってスタジオやピラティス団体からだから、大元を辿ればみんなピラティスさんが提唱したことに沿って(若干アレンジして)行なっている。
大きな違いといえば、1度に取る生徒さんの人数だったり、インストラクターの配置数だと思う。
スタッフからのフォローアップもとても大切かと。
日本で見た「2日で取れる!ピラティスインストラクター!」という広告は、何を根拠に何のピラティスを教えているんだろうと思った。。(笑)
実際に行ってないから何も内容がわからないけど、2日受けて、自主練習を相当積むのかもしれない。でも2日で何を学べるんだろう。
2、オーストラリアでは、ピラティスでDiplomaの資格が取れる。Diploma=この資格を専門に学びましたよ資格。Diploma of Pilates だったら、ピラティスの資格持ってます!と言えるレベル。
1で挙げた日本の各団体、スタジオから取れる資格は、残念ながらCertification=そのコースを終えましたよ証明。
だけど、日本の利用者さん、インストレクターからしたら、そんな違いないし、日本にそもそもDiplomaがなかった。(2017年からPCA銀座でdiplomaコースが開始されている)
このcertificationとdiplomaの違いがあるって知ったのが、メルボルンに来てから。
Pilates教育がしっかりしていると、「あ、あの団体はちゃんとした教育プログラムなんだな」という客観的な推測にはなる。
もし、日本でもコース申し込み前に、実際にコースの本とか教材を見たり聞いたり出来るのであれば、確認するのが良いかも。
この本は見やすい、見にくいが人によってあると思うので。
3、ピラティスコース専門のスタジオと、ピラティススタジオ併設のコースがあること。
少し考えればわかることだけど、コース取得後に大切になってくる自主練習や人に教えるという段階でのクライアントの見つけ方が大変だった。特に私はピラティススタジオで働いているわけじゃなかったから、ピラティスコース専門のスタジオだと、毎回友達やピラティスやりたい人をスタジオまで連れていかなければいけなかった。
もし、ピラティススタジオ併設のコースを取っていたら、クライアントはそこにいるので。(笑)
これもスタジオ選びの一つにすれば良かったかなと。
ピラティス習っている段階で、そのスタジオの患者さんに教えさせてもらえる所(かつ、お給料もピラティスインストラクターアシスタントとして少ないなりにもらえる所)があれば◎ 生徒想いの所かと思います!
ピラティスアシスタントして良いよ、だけど、習わせてあげるんだからお金払ってね♪という所は△
場所代だけでも払ってね♪という所は◯
という印象です。(あくまで主観)
全てがすごく主観的ですが、もしピラティススタジオで悩んでいる人の参考に少しでもなれば幸いです!
オーストラリアでのピラティススタジオ探し-2-!!
ピラティススタジオ見学
メルボルンに来てからは、ピラティスのスタイルも絞らず、とりあえず色んなスタジオへ見学に行ってみました。
MatとEquipmentのコースがあり、コースのスタート時期がちょうど良い所かつ、Cityから遠くない所。
行ったところは以下の通り。
1、Polestar -Dynamic Stability in Richmond
2、Stott - Simply Pilates in Brighton
3、PAA(Pilates Alliance of Australia) -Breathe Education
4、PAA- National Pilates training
5、APPI(The Australian Physiotherapy & Pilates Institute)-Unite Health Management in Prahran
それぞれ、ピラティスレッスンの体験をしたりスタジオ見学してお話を伺ったので、さっくりとまとめてみる。
1、Polestar -Dynamic Stability in Richmond
まずはPolestar。何度か前述している通り、クリニック併設のピラティススタジオのため、すべてのスタッフが理学療法士かつピラティスインストラクター。
そのため、ピラティスのグループレッスンよりかは、マンツーマンか少人数での治療的ピラティスを行なっている。雰囲気はクリニックの、真面目な印象。
Diplomaコース、リハビリコース、Matコースがある。
Polestar Pilates Melbourne, Polestar Pilates Courses, Accreditation | Dynamic Stability
2、Stott - Simply Pilates in Brighton
Brightonというちょっと高級住宅地にあるため、主婦や自営でお金に余裕のある人が通うピラティススタジオという感じ。姉妹でスタジオを経営しており、姉がピラティス、妹がballetを応用したBarreを行なっている。
ピラティスはマンツーマンから少人数のクラスが中心。
→ここは、今後ピラティストレーニング(資格取得のコース)は行わないそうです。
ピラティスレッスンは継続。
3、PAA(Pilates Alliance of Australia) -Breathe Education
Cityの中心に2つスタジオがあり、ビジネスマンが多く訪れるため、10−20人ほどのグループクラスプログラムが中心。PIlates 以外に、ヨガ、Cardioなどありプログラムが多い。
エクササイズスタジオHPと、資格取得のHPは異なっており、Breathe Educationの方で、資格取得に関しての受付を行なっている。
ジムで教えたい人向けのコースと、Diplomaコースの2つがある。
Diplomaコース
Clinical Pilates Instructor Courses & Diploma Australia | Breathe
4、PAA- National Pilates training
Cityにあるも、マンツーマンから少人数のクラスで行なっているため、幅広い年齢層(ビジネスマンから、主婦、高齢者)がいる印象。Diplomaコースが取れるスタジオ(オーストラリアの永住権を持っている人のみ)。
日本のPCA銀座と提携している。コースは、オーストラリア、日本と独自のものらしい。
Diplomaコース
Qualifications - National Pilates Training
5、APPI(The Australian Physiotherapy & Pilates Institute)-Unite Health Management in Prahran
Cafeや買い物できるところが立ち並ぶChapel street近くにある。コース取得専用のスタジオ。少人数のグループレッスンは行なっている。
コース取得に際して、リハビリ職(Physio, Osteo)しかエントリーできない。
Course Schedule | Unite Health Management
色んなスタジオに見学に行って、どこも、雰囲気・規模・コースの内容・値段・開始時期が違って悩んだけど、、開始時期とリハビリ職しか取得できないというプレミア感に惹かれて、最初に決めていたPolestarではなく、APPIにしました!
オーストラリアでのピラティススタジオ探し
メルボルンに無事到着。
Polestar Pilatesの7月からのコースを受けると意気込んでいたのに、2月に延長してもらったことで、違うスタジオへの変更も考え始めた。
自分のミスなのに、早く資格を取らないと!と気持ちが焦っていたのが大きかった。
オーストラリアへのワーキングホリデービザは、取得してから1年間の有効期間ではなく、取得してから’1年以内に入国すれば良いですよ’という猶予期間がある。
そして、’入国してから1年’という期間なので、時間はたっぷりあった(はず)。
でも、メルボルンに着いた時点で私28歳。
色んなことへの焦りから、早く資格取得できるスタジオを探さないと!と思っていた。
まずはPolestarに一縷の望みを持ち、スタジオの雰囲気も見たいから、初回ピラティスを申し込む。
7月からのコースはダメだったけど、もしかしたら、8月から違うコースがあるかも!と思っていた。
しかし、Polestar Pilates の方は、何も進展なく。
Pilates Instructorに直接お話を聞けたけど、コースはすでにFixedされているから、2月まで待つしかないと。
(インターネットで何でも情報が入る時代なのに、現地に行ってから情報をアップデートしようとしたのが間違いだったみたいです。。。)
参考までに私が行ったPilates studio-Dynamic Stability-の link貼り付けておきます。
CBD(Central business district) からもそんなに遠くはなく、メルボルンのPolester支部となっている場所です。
Physio Clinic と併設されているため、ピラティススタジオというよりは、日本の整形外科のような治療メインで来る患者さんが多そうな雰囲気でした。
結局、一からピラティススタジオ探しをすることに。
特に何もツテがなかったので、インターネットで「Pilates」「Certification」「Melbourne」と入れて検索。
そして、コースの開始時期が早い所、Mat/Equipment courseの両方がある所にメールをし、返信が来たら体験ピラティスを受けてみることにしました。
これが、後にとてもいい出会いを生んでくれました♪
続く。
いざメルボルンへ!ー渡豪前の準備ー
Polestar は延期してもらったので、ピラティスコースのスタートまでは時間がある。
かと言って2月まで日本でのんびりしているわけにもいかず。
(仕事辞めちゃったし)
なので、8月中旬のチケットを取り、予定通りメルボルンへ向かうことに。
出発前に行ったことリストは以下の通り。
1、ピラティスウェアの購入。
(オーストラリアのサイズは大きいと思っていた)←実際はサイズ豊富です
2、英語で筋肉の名前の勉強←今更。。
3、友達に会う。
4、持っていける日本食を買い込む。←オーストラリアは食品、生物等持ち込み制限あるので注意が必要です。メルボルンはアジアンショップが割とどこにでもあるので、結構なんでも手に入ります。
5、家族との時間を過ごす←これ、大切だと思います。特に海外に出ると海外の人って家族を大切にしているし、もし海外にいるときに何かあったときにすぐ駆けつけられないから。
6、現地に着いてからやりたいこと、どういう風に過ごしたいかをさっくりでもいいから計画立てる
などなど、色々と準備を進めた。
直前に気づいたけど、オーストラリアはビザが必要。
ETASというもので、自分でオンラインでも取れるし、代行の会社に頼んでも発行してもらえるらしい。
私は気付いたのが直前だったので、自分でオーストラリア大使館のHPに入り、直接申請。翌日には発行された気がします。
※追記:Polestar Pilates に申し込む際、International studentはUSI(Unique Student Identifier) というビザが別途必要でした。これもオンラインで申し込み可能です!
Polestar 延期?!
オーストラリアPole star スタジオに合格をもらったのが確か5月末。
メルボルン出発までは時間があった。
初回のレッスンは、7月29日の予定だけど、Polestar pilatesのホームページを見る限り、初回はオンラインでの学習で、しっかり学んでから2回目を実際にスタジオに行ってレッスンを受けるとのこと。
2回目は9月初め。
7月末まで日本で予定が入っていたから、8月の中旬に出発して少し向こうの生活に慣れようかな、と計画。
いよいよオンラインレッスンの時期が近づいて来た7月末、現地から連絡が。
「7月29日は来れるんだよね?」と。
ん?何のこと?と思ったが、オンラインのレッスンに参加できるんだよね?という確認かと思ったので、一応「オンラインのレッスンに参加予定です」との旨を送る。
すると
「オーストラリアではface-to-faceでしかレッスンは行なっていません」と。
ん?!
どういうこと??
と混乱していると。
現地からは、「7月29日に参加できないと、今回のフルコースが延期になりますよ?」という追い討ちをかけるような連絡が。。
よーくよーくホームページを確認して見ると、オンラインを行なっているのは、Polestar Asiaだけ!!
おお!私バカ?!
なんとも初歩的なミス!というかミスとも呼べない確認ミス。
昔から、勘違いはよくあるし、こういうミスもよくやらかして来た。。。
けど、今かー。
明日には荷物をまとめて出発しなければ間に合わない!
と焦ったところでどうしようもないので、いっそのこと7月からのコースは諦めて、2月からのコースにとりあえず延期してもらいました。。。
私の本当に初歩的なミスにより、Polestarでのスタートは7月には切れず。。
いっそ決意して、そのまま荷物まとめて飛び立ってしまえば良かったのかもしれないけど、自分自身で取ったワーホリビザがまだおりているか確認出来ていなかったので、航空券も取れない状態だったのです。
スタジオも延期、ビザもまだ取れておらず、とほほ。。
なんとかせねば!と思っていた数日後、ビザの確認が取れる。
うん、とりあえずオーストラリアには行ける!
続く。
Pilatesの種類ー日本での比較
日本にいるときは、どのPilatesの資格を取るのがいいのか、、というところから何も分かっていなかった。
とりあえず病院の先輩が通っているし、リハビリコースもあるPole starかな。。と思ったり、ベーシックと言われているstottかな。。と迷ったり。
色々迷ったため、通える範囲でPole star/stott/basiそれぞれのスタジオに通い、それぞれのインストラクターに、なぜ選んだか、どういう人が向いていると思うか、それぞれのコースの特徴等を聞いて回った。
今思えば、私変な人だったろうな。笑
ざっくりとそれぞれの特徴を聞いた範囲でまとめてみます。
○Pole star
リハビリ用のコースもあるから、リハビリ職の人にとっては、そのコースを取るのもいいのではないか。
資格取得後のフォローアップ(講習会に出て何単位取らないといけない等)がしっかりしている
○Stott
Pilatesさんのオリジナルの方法に忠実にメソッドを作ってある。リハビリの資格があるなら、基本を知っていればそこから応用的に使っていける。
○Basi
ダンスやバレーを行なっている人に好まれる、流れを意識したPilates。
私の記憶の中だと、ざっくりとこのような感じでした。
また、インストラクターの中でも、Stottとbasiとか、Pole starとStottといった感じで2つライセンスを取っている人もいたから、それぞれの資格やスタジオによって、少しずつ教え方が違うんだなーと思った。
結局、私は理学療法士の資格を持っているので、その知識を深められそうだなと思ったので、日本にいる時はPole starを選びました。
でも、今メルボルンで通っているのは結局違う所。。
すったもんだあって、今のところに落ち着きましたが、とても良かったと思っています。
メルボルンに来てから今のスタジオに決めましたが、こっちに来てからもスタジオ巡りして思ったことは、やっぱり圧倒的にこっちの方がピラティスの種類も、スタジオも多く身近にあるなーと実感すること。
続きはまた!!