オージーは朝が早い。

「早起きは三文の徳」ということわざや

「世界のCEOは早起き」など様々な早起きに関する記事を目にする機会があるこの頃。

 

メルボルンに住んで感じたこと。

 

「オージーは早起き」

 

日本では意識的に早起きを行なっている人もいると思うけれど、メルボルンに住むと自然とそうなる。

 

考えてみた理由は4つ。

 

1、早く家に帰りたいから

それは当たり前だと思われるけど、おそらく、大きな理由の一つはこれかと。

出来るだけ早く仕事を終えて、家に帰るなり飲みに行くなりしたい。これを実践しているオージー。

そうすると、必然的に早く出勤することになる。

7時から出勤して16時に帰る人、8時頃出勤して、17時前に帰る人。

とにかく、17時前に帰りたい人が多い印象。

 

家族との時間を大切にしている、友達との時間も大切にしているオージー、仕事とプライベートの切り替えが、とてもはっきりしている。

 

最近は移民増加に対して、公共交通機関の整備が追いついていないため、車の場合、交通渋滞がひどい道路もある。

そのため「道路が混む前に帰りたい」という気持ちもプラスされているからか、16過ぎにはみんな街がそわそわしていた。笑

 

 

2、仕事前の運動・リフレッシュ

朝に運動する習慣を持つ人が多い印象。

 

私はピラティスレッスンを受けに、朝6:30のクラスに参加していた。

そのスタジオに向かう途中、すでに運動を終えたであろう、一汗かいたオージーとすれ違うことが多々あった。

おそらくその方々は朝の5:00頃から運動されている。とにかく朝早い。

ジム・スタジオも早いところは朝5:00から開いている。

24時間対応の所もあり、朝方のオージーにしっかりと対応している。

 

加えて、公共交通機関を使うと時間がかかるため、自転車で通勤する人もかなり多い。

実際、自転車専用道路の整備が進んでいるため、3-4kmならば、自転車の方が早かったりする。

そのため、自転車で通勤し、汗をかいたら会社でシャワーを浴びてから仕事に入れるように、早めに家を出る、という人もいる。

 

 

3、お店が閉まるのが早い

オージーはプライベートをとても大切にするため、仕事とプライベートの切り替えがとても上手。

また、日本のように洋服屋さんが21時まで開いているなんてことはなく、カフェも16時、17時には閉まってしまう。

17時に仕事が終わって、軽く飲んで帰っても、まだ21時という早さ。

そして、何より、barも閉まるのが22時、23時と早い。

家に帰って、寝る準備をする時間が嫌が応にも早くなる。

 

 

4、テレビなし

割合はわからないけれど、いくつかのシェアハウスに泊まった際、テレビがない、またはテレビの回線を繋いでいない家が半分程だった。

その分、家族、友達と集まって会話を楽しむ、トランプゲームをする、自分の読みたい本を読むなどの時間に使っていた。

夜遅くまでテレビを観たり、インターネットを使う人はほとんど見なかった。

 

 

以上がオージーのライフスタイル。

 

オージーにとっては、特別なことはしていない。

仕事から帰ってきて、みんなで集まって話す。

眠くなったら自分の部屋に行って眠る。

朝、明るくなったら起きる。

運動してから仕事に行く。

そんな生活をしていたら、朝起きるのが早くなった。

それだけのこと。

 

でも、日本にいても出来ることあるなーと痛感する。

本読もう。